1960年代生まれの方に捧ぐ

バブル崩壊

 

土地開発

 

バブル景気バブル崩壊という定義や詳しいことは専門家に任せるとして、バブル崩壊を体験した者としての所感を述べたいと思います。

 

1990年頃から日経平均株価、地価、路線価などが数年の間に暴落したというイメージです。ある日、○○デーとか言われるように、急に起きた話ではなかったです。

 

知人には、バブル崩壊前に高値で住宅を買い、価値が下落し、給与や賞与が増えなくなったり、減少したりして苦労された方がいました。

 

給与が毎年増えていく上昇予想でローンを組んでいることが、そもそも無理があったのです。金融機関による土地資産などの担保価値以上の貸付とかも含め、このあたりが実態価値以上の取引行為、あるいは、そうしたくなる気というものがバブル経済における中毒症状なのだと思います。

 

バブルの脅威、恐怖が頭を過るバブル体験者は、アベノミクスに慎重になっているようですが、景気がよくなっても、バブルになるとは思えず、今のところ心配ないような気はします。

 

バブル不況とか失われた20年という冷却期間を経て、大人になり、低成長時代でも生き残れる大国になったということも言えると思います。

 

日本では、喉元過ぎて、水に流せば、経験が生かされずに、また同じ過ちをしてしまう国であることは歴史が証明してます。とはいえ、大きな流れでは、成熟しているものと信じたいです。

 

 

プライベートでは、バブル景気に沸く前の20代で中古の家を購入していました。バブル景気に沸く頃、1坪200万円まで高騰していたようですが、そんなことは知らずに、バブル期間を過ぎ、崩壊した後、単に引越をしたい理由で売却しました。ピーク時より資産価値が大きく下がっていたとはいえ、それでも購入前と比べたら大きな利益を得ることができました。

 

これは、バブルでおいしい思いをした一つの例です。

 

バブル崩壊での損失した例としては、仕事が減り、結果的に大阪を去ることになったということです。経済的な面での損失という意味ですが、人生を考える上では、良いも悪いも含めての転機になったと言えると思います。

 

地方経済や、堅実に生きてこられた方には影響が少なかったり、無縁であったり、崩壊したおかげで云々・・・ということさえあったかもしれません。起きていることは、単なる経済的な事象というだけで、捉え方次第で喜劇にも悲劇にもなるものと思います。

 

思うに、何かがずっと続くというのはあり得ない、つまり無常と言えますし、調子が良すぎても、流れが悪くても、何かが続いていることに対して、一旦頭を冷やし、流れを切る勇気が必要な場合もあると思います。あれくらいの期間で終わってて良かったとさえ思えることもあります。サッカーの試合でも、流れが悪い時は、サイドラインからボールを蹴り出し、ゲームを切ることがあります。

 

バブルが崩壊して良かった、悪い流れは意識して切ることが大切という変な話になってますが、当時体調が悪すぎて、「体を取るために仕事を捨てた」経験がとても良かったと実感していることを伝えたかったのです。

 

「景気悪くなったのを機会に体をケアしよう」、「頭を冷やそう」、「働き続けなければならない気持ち、人に迷惑をかけたくない気持ちを断ち切ろう」と思い、その結果、「仕事の代わりはあるが、体の代わりはない」と言う結論に至りました。

 

私は、バブル崩壊を経て、冷静に謙虚になり、哲学的になり、健康を取り戻し、人間らしさを取り戻したのでした。


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